旅行と言えばレジャーに観光、いわゆる日常を離れた「ハレ」のイメージだと思います。
でも、だんだん旅慣れた人が増えてくると、そういうキラキラした旅行には飽きたという声も聞こえてきます。また、卒業や転職など人生の節目にリセットしてみたいとか、知らない町に滞在してリモートワークしてみたいなど、どちらかというと日常に近い「ケ」の旅行に最近は注目が集まっているという話も耳にします。
僕自身はそれほどあちこち旅行したわけじゃないけど、昔よく見た紀行番組の「知らない町を歩いてみたい~♪」的な、その土地にふれあう旅にはやはり憧れを感じます。まとまった休みが取れたら、いつかそういう旅をしてみたいな~なんて。
という事で、そんな「暮らすように泊まる旅」の提案として、今回は三豊市三野町にある1棟貸しゲストハウス「MINO102/103」を紹介したいと思います。
三豊市三野町で暮らすように泊まってみよう!
「MINO102/103」は、三豊市詫間町のDEMI1/2(株式会社喜田建材)さんが手がけるゲストハウス「泊(TOMA)RUTTO」シリーズのひとつ。
旧三野町の中心部にあり、徒歩10分圏内に地元の人が利用するスーパーやコンビニ、うどん店、たこ焼き屋さん、ラーメン店などもあります。地元の人に紛れて食材の買い出しに出かけたり、そのついでにお寺に立ち寄ったりするのも楽しそう。
駅からも近く、JR三野駅には1時間に1~3本の列車が停車しますので、ふらっとローカル線に揺られておでかけしてみるのもいいですね。
車で来られるならうんと行動範囲が広がります。三豊市にはさまざまなおすすめスポットがありますが、「暮らすように」というテーマなら、例えば仁尾のレトロな町並みにあるかわいいカフェに立ち寄ったり、昔懐かしい中華そばをすすってみたり… なんていかがでしょうか?
※月に2日だけ平石堂にオープンする吉田屋さん
※長兵衛さんの昔懐かし中華そばは絶品!
やっぱり一度は立ち寄りたい父母ヶ浜で、ランチや夕日を眺めるのもおすすめです。
※cafe de flots (カフェ・ド・フロ)さんで父母ヶ浜の海を眺めながらランチ
また、詫間港から船に乗って風光明媚な粟島へ出かけてもいいし、ゲストハウスから10分ほど運転すれば「ふれあいパークみの」や「たかせ天然温泉」といった浴場もあります。
他にも神社仏閣を巡ったり、荘内半島から瀬戸内海をぼーっと眺めてみたり、ゲストハウスを拠点として心を満たす滞在ができるいろんなスポットがあります。
あらためてこうして見ると、さんざん三豊に行き倒した僕でもなんだか滞在したいな… なんて思ってしまうくらいなので、県外から初めて訪れる人にはいろんな発見があると思いますよ。
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豪華すぎずチープすぎず、肩の力を抜いてゆったり滞在できる「MINO102/103」
そんな魅力的なスポットが充実している三豊市ですが、「暮らすように泊まる」なら、やっぱり宿にもこだわりたいですよね。
肩の力を抜いて滞在するなら部屋から見える夜景もいらないし、豪華なフルコースもいらない。誰かに干渉されることもない、普段の日常プラスアルファぐらいのゲストハウスが丁度よかったりします。
一旦詫間町のDEMI1/2さんでチェックインを済ませ、1棟貸しのゲストハウス「MINO」の102号室にお邪魔すると、ちょっとセンスの良い日常感に包まれます。
しっかり自炊ができるようキッチンも整っていますし、長期滞在には嬉しいランドリーも備わっています。
最近流行りの古民家的なゲストハウスもいいのですが、都市部のマンションなどに住んでいると、実は生活環境を変えすぎない方がリラックスできるんですよね。幼少の頃田舎暮らしをしていた人には古民家は落ち着くのですが、そもそも今の人は生まれも育ちも都市生活ですからね、古民家って実は非日常なのです。
そして、さすが建材を扱うDEMI1/2さんが「部材の質感や使用感を堪能してもらいたいという想いで立ち上げました。」と言われるだけあって、そのセンスの良さと心地の良さは格別です。特にこの床の肌触りの良さは、一瞬で肩の力が抜けるほど優しい。
ベッドもセミダブルぐらいの大きさ? 寝慣れないキングサイズのふかふかベッドなんかが置いてあったら興ざめだったのですが、豪華すぎずチープすぎず、この塩梅がまたいいですね。
価格も1泊1室6,500円~と、これまた肩に力が入らない価格設定。ひとりでリモートワーク的な利用でもいいし、最大4名まで宿泊可能なので、グループでわちゃわちゃと過ごすのもまた楽しい。
1棟貸しのゲストハウス「MINO102/103」で、日常と非日常の間の滞在、そう「暮らすように泊まる」旅をぜひお楽しみください。
今回モデルになってくれたのは、お馴染み美人の名残りのあるさっちゃんでした。
おしまい。