大きな煙突がシンボルの「クローバーカフェ」さん。
築100年以上にもなる酒蔵の古き良き時代の雰囲気を残しつつおしゃれにリノベーションし、さらにアートなギャラリーも併設するという今話題のカフェです。
開け放たれた重厚な扉を抜け店内に入ると、広々としたウッディーな空間がゲストを包み込むように迎えてくれます。
正面にその存在感を示す暖かい暖炉や、石積みの大きなカウンター、無垢の床や丸太の柱も雰囲気の良さを感じます。
天井の梁も見事で、聞けば文化庁の有形文化財にも登録されているんだそう。
ギャラリーカフェと言うだけあって、白い壁にはたくさんのアート作品が展示。この日は、書家の宇都宮古径さんによる詩文などが展示販売されていました。
定期的に作品も入れ代わるそうで、世界的なアーティストや地元で活躍する芸術家まで幅広いアート作品が楽しめるとのこと。
2種類の日替わりランチメニューとスイーツをゆったり楽しむ
さて、ひととおり店内を拝見したところでテーブルに腰かけます。
コロナ禍もあって密を気にされる人も多いと思いますが、この広い空間にたっぷり間隔を空けて各テーブル席が配置されているので安心。何気にこういったカフェは客層によってイメージも変わるのですが、見たところおしゃれで品の良さそうな女性が大半。年齢層も20代前半くらいの若い人からご年配のマダムまで幅広く、「結構おしゃれな人が多いよ~」という事前情報そのままでした。
気になるメニューはこちらのとおり。
以前は日替わりランチのみの単一メニューだったそうですが、スタッフも充実したこともあって複数のメニューが用意されています。
ランチメニューは、日替わりランチ、ナポリタン、ハンバーグ、カレーライスのうち日替わりで2種類を提供されているそう。
この日の日替わりランチは、鶏のチリソースでした。
今回取材に同行してくれた麻理映さんがひと口食べた途端「めっちゃおいしい!」って妖艶な笑顔を送ってくるので僕もひと口いただきましたが、鶏がやわらかい! チリソースもちょい辛ぐらいなので、辛いものが苦手な僕でも美味しくいただけました。
香川でめっちゃ活躍中(ブイブイいわせてる…笑)の女性実業家・北村麻理映さんもおすすめ!
そして僕は、この日のもうひとつのランチメニューであるナポリタンをいただきました。
いやもう、テーブルに運ばれてきた瞬間ニヤッとしてしまいました。そう、鉄板に玉子が敷かれてある懐かしの王道ナポリタン!
内外装がこれだけおしゃれだと、つい色気が出てメニューもとことんおしゃれになりがちだけど、もう肩ひじ張って香水振りまきながらランチする時代じゃないですもんね。これぐらいの塩梅が逆に心地よいのです。
味の方もあっさり… ではなくしっかり王道のナポリタンな味。スパゲティ単体だと少々くどくなるところをちゃんと玉子が中和するという「そうそう、これこれ!」的な美味しさでした。こちらのシェフはよく分かってるよね~(めっちゃ偉そうに書いてる… 失礼!)
勢いに任せてデザートへ。
こちらはランチにプラス200円で付いてくるスイーツで、この日はナッツのブラウニーでした。
そしてこちらは、デザートメニュー(単品500円)のバナナとほうじ茶のショートケーキ。
そのお味なんですが…
実は、広報の方と麻理映さんとしゃべくりまくってて覚えてません… でも、話が弾むくらいだから美味しいのは間違いない。
狭いお店だと周りが気になってなかなかおしゃべりも弾まないのですが、テーブル席の間隔が広いのはコロナ対策だけじゃなく、居心地の良さにも繋がる。
お店にとっては席数が少ないうえ、あまりにも居心地が良いと回転数があがらないので売り上げ的には大変だと思うのですが、ゲストにとってはこういうカフェが一番有難いですよね。
雰囲気のとっても良いクローバーカフェさんでゆったりランチなどいかがでしょうか?
ちなみに、あまりにも居心地が良すぎてついついおしゃべりが長くなって、気が付けば4時間近く滞在してました…
どうも長々とお邪魔しました…(汗)
店名 | クローバーカフェ(clover cafe) |
所在地 | 高松市円座町979-1 |
電話番号 | 087-814-6711 |
営業時間 | 11:00~16:00(L.O.15:30) |
休業日 | 水曜日 |
駐車場 | あり |