昭和40年世代にとっては、よく給食に出てきた昔懐かし鯨の竜田揚げ。最近では、鯨料理自体が幻感がありますが、ここ室戸では美味しくいただけるんです。
こんにちは。
芸術作品を制作中のところ盗撮されているガーハラダです。
ちなみに、出来上がった作品はこちらです。
作品名【人相の悪い雪だるま】
さて、四国地方に大寒波が押し寄せ、各地で積雪が記録されたこの日、
あろう事か、僕の脳裏にクジラさんが浮かんできたのです。
しかも食べる方です。
思えば、いつも緑のジャージを着ている岡本先生に「クジラの竜田揚げを残すとは何事かーっ!」と、給食の時によく叱られたものです。
叱られるのが嫌で、こっそりティッシュに包んで机の奥にしまい込んで、
しかも嫌な記憶はすぐに忘れるガー少年は、数日後、机の奥からひょっこり出て来たブツの惨状に「何事も先送りは良くない」と感じたものでした。
ちなみに、そのブツの事を密かに「なめくじら」と呼んでいたのは、我ながらセンスの良いネーミングだと思います。
鯨料理を求めて、わざわざ室戸市まで行きました!
さて、一気に食欲がなくなる思い出話は置いといて、
道の駅キラメッセ室戸に併設する食遊鯨の郷(しょくゆういさのごう)さん。
晴れた日なら太平洋の絶景が望めると思うのですが、この日は残念な天気。
鯨料理だけでなく、各種海鮮料理がお手頃価格で楽しめます。
まぁ、ここまで振っておいて鯨料理を食べない手はないので、
鯨の竜田揚げやお刺身、タタキ、鯨ベーコンの酢味噌和えがすべて揃った鯨御膳(2,500円)を注文しました。
あれほど少年の頃嫌いだったのに、なぜか竜田揚げに箸が真っ先に伸びるのですから不思議です。
サクサクに揚がっていて、これはご飯にめっちゃ合います。
なんでこんな美味しいものが嫌いだったんだろう・・・
鯨のお刺身は口の中でとろけます。
ルイベ状になっているので、独特のくさみも抑えられています。
鯨のタタキは、実は生まれて初めてお目にかかりました。
これも、なかなか美味しかったです。
ただ、どうしてもカツオのタタキと比べてしまうので、ちょっと損している料理かな・・・
何せ高知では、新鮮なものしかできない「カツオの塩タタキ」が最強ですからね。
でね、ほんと美味しすぎてクセになりそうだったのが、この酢味噌和えです。
地元高知では「ぬた」と言うのでしょうか、鯨ベーコンを甘めの酢味噌であえたもの。
鯨ベーコンといっても、時々スーパーで売られているテロテロのものじゃないですよ。しっかり歯ごたえのあるちゃんとした鯨ベーコンです。
ほんと、お酒が飲みてぇ~! てなもんです。
こんなに美味しいんですから、もう「なめくじら」とは言わせません!
今回は欲張っててんこ盛りメニューにしましたが、
他にも、
・鯨竜田揚げ定食 1,188円
・鯨刺身定食 1,728円
・鯨たたき定食 1,728円
・鯨ステーキ定食 1,944円
など、それぞれわたっぷり味わえるメニューもあります。
昔懐かし鯨料理が食べたくなったら・・・
高松から車で片道3時間かけて、わざわざ行ってみてもいいと思いますよ。
おしまい。
店名 | 道の駅キラメッセ・食裕遊鯨の郷(しょくゆういさのごう) |
所在地 | 高知県室戸市吉良川町丙890-11 |
電話番号 | 0887-25-3500 |
営業時間 | 10:00~20:00 ※11月1日~2月末日は19:30まで |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
駐車場 | あり |