カンボジアの小学校にトイレを!
香川大学のカンボジアでの衛生教育活動の一環として、現状まったく足りていないトイレや手洗い場を建築する資金として、クラウドファンディングを通じて支援を求めています。
以下、編集部に届いたプレスリリースを掲載しますので、ぜひご協力ください。1,000円から支援できます!
※国立大学への寄付となりますので、確定申告により寄付金控除の対象となるようです。
香川大学がカンボジアの小学校での衛生教育向上に挑戦 大学クラウドファンディングサイトOtsucle(おつくる)が協力
一般社団法人大学支援機構の運営する大学クラウドファンディングサイト「Otsucle(おつくる)」は、香川大学の挑戦するクラウドファンディングの第1弾として、医学部 清水 裕子教授を中心としたカンボジアでの活動への支援を求めるクラウドファンディングのサポートを開始しました。
同プロジェクトは2018年9月20日から12月15日までの期間で、目標金額500万円を募集するものです。集まった資金は、カンボジア国カンダール州の小学校にトイレを建造する為に利用され、香川大学がJICAから委託されている草の根技術協力事業を効果的に進めるために活用されます。
今後もOtsucleでは香川大学を皮切りに、すでに賛助会員となっている鳴門教育大学、島根大学、お茶の水女子大学をはじめとする大学へのクラウドファンディングのサポート業務に注力していきます。
【カンボジアでの衛生教育の背景】
カンボジアで衛生教育をするためには大きな課題が残されていました。それは、保健衛生の環境を整えるために不可欠なトイレや手洗い場が全く足りていないという事実です。
今回の事業で衛生教育の充実を目指す対象地区のカンダルスタン郡には全部で32校の小学校があり、12,760名の児童が通っています。そのうちの5つの学校にはトイレがなく、960名の児童が通うある小学校では利用可能なトイレは2つしかありませんでした。さらに、驚くことに手洗い場のある小学校は3つしかありませんでした。
このような環境では、「トイレで用を足そう、そしてトイレに行ったら手を洗おう」という当たり前のことを実践するのも難しい状況です。
香川大学の考えるトイレであれば、一つの小学校につき30万円でトイレを作ることができます。
一つでも多くの小学校にトイレを建築する為、クラウドファンディングのサポートを開始しました。
【香川大学のカンボジアでの活動について】
カンボジアの小学校における衛生教育向上を目的として、カンボジア国 カンダルスタン郡の衛生教育改善のための学校保健室体制の構築プロジェクト業務をJICAから受託しています。
【清水先生について】
香川大学大学院において、成人看護学領域の特論および演習・特別研究、看護教育学、国際看護学を担当しています。香川大学、香川県、JICAと連携し行う「カンボジア国 カンダルスタン郡の衛生教育改善のための学校保健室体制の構築プロジェクト業務」のプロジェクトリーダーです。
【Otsucleについて】
大学の使命である、研究・教育・地域貢献のクラウドファンディングを行っています。
その使命は、人をつくる、知識をつくる、ものをつくる、社会をつくることにつながります。これらの言葉に共通な「・・をつくる」をコンセプトとして共感と支援でみらいをつくるクラウドファンディング「otsucle」は誕生しました。
私たちはこの思いを、世界中の大学と共有したいと考えています。
これまでは、徳島大学の案件を中心に約30件のプロジェクトが成立しており、今後は他大学・他地域との連携を増やします。
※画像ならびにリリース提供:一般社団法人大学支援機構Otsucle運営事務局