ガーカガワ

スタリオンステーブルで馬術の大会「SANUKI GRAND PRIX」開催される

7月31日~8月2日に綾川町のスタリオン ステーブルさんで開催された馬術の大会「第1回 SANUKI GRAND PRIX」の様子をレポートします。

 

(公社)日本馬術連盟公認「第1回 SANUKI GRAND PRIX」が開催される

オリンピックの正式種目にもなっている障害馬術の公認大会が開催されると聞き、綾川町の乗馬クラブ「スタリオン ステーブル(Stallion stable)」さんにお邪魔しました。

スタリオン ステーブルさんは、広さや設備、馬の保有頭数において四国最大級の乗馬クラブで、普段は主にマンツーマンによるレッスンを行われているのだそう。(体験乗馬1回8,000円もあり)

厩舎も見学させていただきましたが、競馬で活躍したあの名馬の血筋の馬などもいて、まったくの素人であるレポーターですら感激してしまうほどでした。

可愛らしいポニーもいましたよ。

また、会場には出店ブースも設置され、大会規模の大きさを物語っていました。

カレーやうどん、ジュースなど驚くほどのメニューを揃えた飲食ブースや、

神戸から出店されているという馬具などを取り扱うお店も。

こちらのお店では、愛好家の方が試着する姿も。

普段、なかなかお目にかかれない本格的な乗馬グッズを見ているだけでも、なんだか楽しい。
どのお店の方も気さくにいろんなお話を聞かせていただき、愛好家の皆さんの和気あいあいとした雰囲気を感じてしまいました。

さて、この日行われた競技は、障害馬術と言われるもので、人馬一体となって障害物を飛び越え、そのミスの少なさと走行タイムを競うもの。
競技アリーナに設置されたさまざまな障害物を決められた順番通りに飛び越え、走行するもので、障害物の落下や不従順などのミスなくタイムを競う、かなりテクニックが要求される競技なんだそう。

梅雨明けの猛暑に見舞われたこの日は、暑さを避けるため競技前は大きな屋根のある馬場で調整する姿も見られました。

その堂々とした駿馬に気後れしながらも遠巻きに見させていただきましたが、思いのほか筋肉質で、アスリートのようなカッコ良さに見惚れてしまう。
こんな若い選手もいたりして、この競技のすそ野の広さも感じました。

そして、いよいよ障害馬術競技のスタート。
各クラスに分かれて、見事に障害をクリアーしていきます。

あの大きな馬体で軽々と障害物を超える姿は圧巻!

まさに人馬一体、選手と馬との呼吸の合った跳躍は、まったく基礎知識のない我々が見ても手に汗握るものがあり、なるほどこれはハマるわ… と、夢中になって見てしまいました。

競技がひととおり終わると、各クラスごとに順次表彰も行われます。

最後に、会場からの拍手と声援を浴びながらのウイニングラン。
めっちゃいい顔!

3日間の日程というかなり大きな大会でしたので、取材に訪れたのはほんの一部分。
それでも、愛好家の皆さんのアットホームな声援や気さくな笑顔、そして人馬一体となった迫力満点な競技に触れ、なんか乗馬もいいなぁ~ なんて素直に感動しました。

ちょっとクセになりそう(笑)
また機会があれば、ぜひレポートしたいと思います。

おしまい。

 

取材協力=乗馬倶楽部 スタリオン ステーブル
綾歌郡綾川町山田下687-5 TEL087-878-3397