SNSなどではオシャレなカフェみたいなお店がよく注目されるのですが、お店や施設などに併設しているイートインやカフェコーナーなど、半分カフェみたいな場所も意外と穴場だったりするんですよね。
今回は、そんなカフェコーナーなどを勝手に「半カフェ」と定義し、これまで取材した中から8店選んでみました。
話題のカフェは混雑したり座れなかったりで案外楽しめなかったりするので、今回はゆったり過ごせそうなお店を中心にピックアップしています。ぜひご覧ください!
うみの図書館(さぬき市)
さぬき市のふるさと海岸近くにある「うみの図書館」は、元々は遠洋漁業の船長が事務所兼自宅として使っていた築約60年の古民家を改装した小さな図書館。館内には「海にまつわる本」と「漂流文庫」の2種類に分けられた約3,400冊の本が所蔵されています。
そんな小さな図書館にオープンしたカフェコーナーは海の青を基調にした落ち着きのある空間で、日がな一日、のんびりと過ごすのに最適な場所です。没入感半端ないので、じっくり本を読みたい人には迷わずおすすめします。
古今惣菜(三木町)
「古今惣菜」は、三木町のIDO MALLの入り口にあるお店。県内の料理人たちが腕を振るった惣菜や、採れたて野菜、加工品などが売られているミニマルシェ的なお店です。
そのイートインコーナーでは、農家さんから届いた新鮮野菜をたっぷり使ったビビンバや三木町産の苺たっぷりなハヤシライス、からあげとハンバーグが同時に楽しめるプレートなどのランチのほか、スイーツ類も豊富。もちろんお店で買った総菜なども食べることができます(ランチタイムを除く)。
特に注目したいのは苺を使ったスイーツ。苺の産地でもある三木町の、地元の農家さん直送のフレッシュな苺を堪能するならめっちゃおすすめです。これから旬になる苺をぜひご賞味あれ!
やしまーる(高松市)
高松市屋島山上交流拠点施設「やしまーる」は、瀬戸内海や高松市街地を見下ろす展望スペースをはじめ、学びのための展示スペース、会議等に対応できるホールなど、多機能を備える複合施設です。しかも入場無料!
そんな、ガラス張りの近未来的な空間にぽつんとあるカフェコーナーは、土日はさすがに混雑することがあるものの、平日だと案外ゆっくり過ごせたりするんですよね。
屋島散策の休憩がてら立ち寄ってみるのもいいですね! 9月に飲んだ瀬戸内レモネードがめっちゃ美味しかった!
高松市屋島東町1784-6(屋島山上)
9:00~17:00(火曜日休館)
※金・土・祝前日は9:00~21:00
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Passerelle(高松市)
高松オルネ1階にあるフィナンシェのお店「Passerelle(パスレル)」が、新しくカフェスペース(イートイン)も備えて10月12日にリニューアルオープンしました。店内のオーブンで焼き上げたばかりの「窯出しフィナンシェ」がめっちゃ美味しいんですよね。
今までのようにテイクアウトのみだと「窯出しフィナンシェ」を焼きたてのようにホクホクでいただくには、家のオーブンで温めないといけませんでした。これがその場で食べられるのですから最高です!
駅ビルにあるので、電車待ちの時間にちょこっと立ち寄れるのもいいですね。
高松市浜ノ町1-20 高松オルネ北館1階
10:00~20:00(店休日は高松オルネに準ずる)
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iam. with bread(高松市)
若者が集まる街・北浜アリーを語る時、レトロでアンティークな雰囲気という形容は欠かせないのですが、「iam. with bread」はまさにその雰囲気を活かした店づくりをされているパン屋さんです。今のところ平日はカフェメニューのみ、土日祝日はパンの販売とカフェメニューという営業形態なのですが、準備が整い次第また平日もパンを販売される予定とのこと。
コーヒーにジュース、種類の多い紅茶などのドリンクのほか、パン屋さんらしくフレンチトーストやピザトースト、カップスイーツなど、どちらかというと若者受けしそうなメニューが並びます。アンティークな空間でゆったり寛ぎましょう!
高松市北浜町3-2 北浜alley内
11:00~16:00(火・水曜定休)
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cafe THREE(高松市)
2023年10月にリニューアルした高松空港2Fのオシャレカフェ「cafe THREE」。以前の店舗は丸いカウンターを囲むようにぐるりとテーブル席があって、カフェというより雰囲気の良いBARというイメージだったのですが、リニューアル後はカジュアルなオープンカフェといった印象です。
空港のカフェって実はまったくのノーマークだったのですが、ちょっとお茶しよーって時にも意外といいし、高松空港はフリーWi-Fiが使えるのでちょっとした仕事にも使える。高松空港の駐車場は1時間以内なら無料ですしね。
実はいろいろ使えるカフェです。
五人百姓 池商店(琴平町)
多くの観光客で賑わう琴平町の金刀比羅宮表参道。その69段目に鎌倉時代の1245年から続く老舗の土産物店「五人百姓 池商店」があります。
鎌倉時代の創業当時から販売されているという「加美代飴(かみよあめ)」が有名なのですが、お店の奥にある茶堂と呼ばれるイートインスペースがあります。ここは美しい中庭を眺めながら休憩できて、ほんとに快適なんですよね。
メニューは最近流行りのりんご飴のほか、飴がけソフトクリームにひやしあめラテなど、名物の飴を使ったスイーツが並びます。こんぴら参りのついでに… というより、わざわざ行っても良いぐらいおすすめです。
RACATI(三豊市)
三豊市詫間町にあるチョコレートショップ「RACATI(ラカティ)」は、世界各国から取り寄せたカカオ豆を、選別・焙煎・製造までの全工程を一貫して行う「Bean to Bar」にこだわるチョコレート専門店です。
お砂糖は香川県産の和三盆を使ったシングルオリジンの板チョコに、三豊産のフレバーを合わせて作るチョコレートを主体としたスイーツが人気!
カフェメニューもチョコレートをベースにしたドリンクやスイーツが揃っていて、さすが専門店といったところです。外の景色を眺めながらゆったり過ごすには最適のお店でした。
以上、編集部がおすすめする香川のゆったり寛げるオシャレなイートイン、カフェコーナーなどの「半カフェ」8選でした。寒い冬は屋内で温かいドリンクを飲みながらゆっくり過ごすのもいいですね!