いつも若者たちで賑わっているおしゃれスポット「北浜アリー」。
この北浜アリーを中心とした高松市北浜町で地域活性化のために活動する香川大学「Kitahama Lab」がアート系ワークショップの第二弾を開催するというのでお邪魔しました。
Kitahama Lab主催「フルイドアートをつくろう!」
フルイドアートとは、絵の具の流動性を利用して描くアートです。
いろんな色が流動的に交わり、まるでウルトラQのオープニングのような(おっさんがバレる…)二つとない不思議な模様になるのが魅力です。ちなみに古井戸ではなく「fluid(流動的などの意)」。
今回はそのワークショップの初日にお邪魔しましたが、北浜アリーの「206シェアギャラリー」で10月16日と29日にも開催されるそうです。
レトロでおしゃれなギャラリーで行われるワークショップ。
ちょっと出遅れて会場に入ると、すでにワークショップが始まっていました。
ざっと見たところ、今回は3組6名の参加のようです。定員に余裕があれば飛び入り参加も可能だそうですが、予約した方が無難ですね。
まずは、イマジネーションを働かせて好きな絵具4色を選び、「マット ポーリング メディウム」という絵の具が交わらなくするドロッとした液体を混ぜていきます。
いやもう、この時点ですでにアートっぽい!
さらにシリコンオイルを2、3滴落とし、よく混ぜていきます。
よく混ざったらここからが勝負です。
混ぜた4色の絵具をひとつのカップに入れていきますが、入れていく色の順番や量によって模様が変わってくるからよく考えて。
みなさん初めてなのに上手にできてる! 思った以上に綺麗です。
4色流し込んだら、ここからは混ぜてはいけないそうです。このもよよんと重なった状態がフルイドアートの素になります。
そして、カップにふたをするようにキャンパスを乗せ、そのままひっくり返す!
そして、1、2回ドバッとなるようにコップを浮かします…
って!
説明書の書き方ーーっ!(そしてカップなのかコップなのかはっきりせいっ!笑)
ドバッと!
こっちもドバッと!
さらにこっちも…
ドバッと!!
ドバッとできたら、あちこちにキャンバスを傾けながら絵具を流し、模様を意識しながら全体に広げてゆきます。
「すごい! なんか、アフリカ大陸みたい!」なんて、微妙な褒め方をする緑の服着たJDの言葉に耳を傾けたり…
さらに絵具を足して追加の模様にしたりしても面白いですね。
ドバッと!(もうええって!)
こうやって見てると、皆さん個性が出ていてなんだか面白いですね。
全体にうまく広がったら少し乾かします。ある程度乾いたらお持ち帰りいただくそうですが、ちゃんと乾くまでひと晩ぐらいかかるそうです。
参加者皆さんの作品が出そろったところで、自然と感想を言いあったり写真を撮ったりしてなごやかなひとコマも。
個人的には使用後のカップ… いや、コップもアートっぽく感じました。
そもそもなぜフルイドアートのワークショップをやろうと思ったのかを聞くと、流れるような模様が北浜の海のイメージと似ていることと、誰でも簡単にできそうだからとのこと。ちょうど瀬戸芸の開催中ですし、アートのイベントとしてもタイミングがいいですよね。
緑の服着たJDは「プレゼントにもいいよ!」だそうです(笑)
香川大学 Kitahama Lab のフルイドアートは北浜アリーの「206シェアギャラリー」で10月16日と29日にも開催されます。
まだ定員に余裕のある回もあるそうなので、ぜひ参加されてはいかがでしょうか?