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香川初!屋根なし2階建てバスで行く瀬戸大橋絶景ツアー、期間限定開催(高松市)

香川初導入の屋根なし2階建てオープントップバス「瀬戸内そらバス®」に乗って瀬戸大橋を渡るツアーが9月と12月に開催されます。それに先立ち行われたモニターツアーに参加したので、その様子をレポートします。

 

香川県民にとっては馴染みの深い瀬戸大橋。

もう何度も走っていて見慣れた景色と思われている人もいるかと思いますが、僕なんかは何回渡ってもついその景色に見惚れてしまうんですよね。
とは言え、たいてい自分で運転しているから見惚れるのは前方の景色だけでして、「オープンカーの助手席で、爽やかな潮風にあたりながら瀬戸大橋を渡るとどんだけ気持ちイイだろう…」なんてことをふと思ったりするのです。

そんな妄想が別の形で叶う日がとうとうやってきました。
それが今回紹介する、屋根なし2階建てオープントップバス「瀬戸内そらバス®」なのです。今年9月と12月に開催される瀬戸大橋走行ツアーに先立ち行われたモニターツアーにお呼びいただいたので、サンセットな瀬戸大橋をたっぷり楽しんでこようと思います。

 

なんと2,980円で楽しめる瀬戸大橋絶景ツアー!注目度も抜群

やってきたのはJR高松駅前。ひときわ目立つ2階建てオープントップバスにさっそく乗り込むと、本当に屋根全開! なんじゃこりゃ!(笑)
大型バスの屋根部分がごっそり無いと爽快というか、なんだか不思議な気分です。この時期なので暑さが気になるところですが、エアコンも効いていてそれほど苦になりません。

バスターミナルでバスを待つ人々からは視線を浴び、それに負けないくらい車内でキョロキョロしていると、気が付けば定刻の17:00。2階建ての大型バスは、その巨体をゆらしながら一路瀬戸大橋に向けて走り出しました。

この「瀬戸内そらバス®」はマルイ観光バス株式会社が所有する貸切観光バスで、その魅力を多くの人に伝えようと今回企画されたのが「瀬戸大橋走行ツアー」なのです。

出発地はJR高松駅。途中、JR坂出駅ロータリーに停車するのでどちらからも乗車が可能です。開催日は2023年の9月9日(土)、14日(木)、16日(土)、18日(月・祝)、27日(水)、28日(木)、12月16日(土)、22日(金)、23日(土)、24日(日)で、それぞれ9:00発の午前便と17:00発の午後便(サンセットツアー)があります。費用は1人2,980円で気軽に参加できる価格に設定されています。

信号や道路標識を、まるで頭の上をかすめていくかのようにくぐっていきます。
聞けば、このバスは車検が通るぎりぎりの高さなんだそう。めっちゃスリリング!

2階建てのバスから見下ろす景色は、普段走っている高松市内がまるで違う街のように見えるから不思議です。ちょっと日差しが眩しかったのですが、青い空を見上げながらバスに揺られるのもいいものです。

やがてバスはさぬき浜街道の香西北町に差し掛かり、進路を王越方面に変えていきます。
五色台をぐるりと周回する県道沿いの道は木々が生い茂っていて、時々屋根(無いんですけど…)に枝葉がぶつかってきます。これもスリリング!(笑)

ジャングルクルーズのようなスリルを味わった後は、大崎の鼻あたりから見えるこの景色!

これから向かう瀬戸大橋も綺麗です。この道も何度となく通っているのですが、こんなに眺めが良かったでしたっけ?
きっと2階からの景色なので、遮蔽物もなくて増し増しに美しく見えるのでしょう。

そして、本来ならここからJR坂出駅に立ち寄るのですが、今回はモニターツアーなので割愛、そのまま坂出北インターから瀬戸中央道へ乗り入れます。

そして本日のメインイベント!
屋根のない2階建てバスから眺める瀬戸大橋をとくとご覧あれ。

のけぞるのけぞる!
日が沈むには若干早かったのですが、通常ツアーだと坂出駅へ立ち寄る分ちょうど良いタイミングになるかもしれませんね。

今回は、折り返し地点で立ち寄った与島サービスエリアでちょうど良い時間帯を迎えました。

ここ与島には30分ほど停車するそうです。休憩がてら暮れゆく瀬戸内海の景色や瀬戸大橋を眺めてみるのもいいですね。

とっぷりと日が沈んだ帰路では車内のネオンと夜空が美しく、月を眺めながら行きとは違った景色を堪能しました。

最後はサンポート周辺のビル群を眺めて無事到着。あっという間の約3時間の行程でしたが、非日常の体験の連続でとっても楽しめました。

瀬戸内そらバスの「瀬戸大橋走行ツアー」は四国の旅行ガイド「SHIKOKU GUIDE」から予約できます。これで2,980円は本当にお得なので、ぜひこの解放感とひと味違った絶景をぜひご堪能ください!

おしまい。

⇒ そらバスで行く!瀬戸大橋走行ツアー

取材協力 = マルイ観光バス株式会社