読者の皆さん、以前本誌ガーカガワで紹介したアバターロボット「newme(ニューミー)」を覚えているでしょうか?
ANAホールデングス傘下のavatarin株式会社がリリースした、社会課題解決のために考えた遠隔操作ロボットのひとつ。ロボティクス、AI、VR、通信、触覚技術などの先端技術を終結し、遠隔地に置かれたロボットをインターネット経由で操作する、普及型コミニュケーションアバターです。
イメージとしてはタブレットの付いた自走式遠隔操作ロボットとでも言いましょうか。ネットを通じて自走式のロボットを操作し、搭載されるカメラやマイク、モニターなどにより、離れた場所からまるで自分の分身のようにコミニュケーションが取れるというものです。
前回の記事では「タブレットの付いたラジコンみたいなものか…」と書いてしまって、後で「発想に世代を感じる」とイジられてしまいましたが、コロナ禍でなかなか旅行などに行けない中、これは画期的なロボットじゃないかと思います。
そんなnewmeですが、2021年今年の夏休みに期間限定アバタートライアルキャンペーンが実施されるとの事で、東京で報道各社を集めた記者会見が行われました。
ここ新屋島水族館では報道向けのデモが行われるという事で、新屋島水族館の様子も交えながら紹介したいと思います。
自宅に居ながら30分間新屋島水族館を体験!夏休みは無料トライアルあり
記者会見の始まる1時間前に新屋島水族館に到着すると、今回デモを行うnewmeの事前チェックが念入りに行われていました。水族館の魚や動物たちも、いつもとは違う雰囲気にちょっと落ち着かないようにも見えます。
すみません… 気を付けます…
そして、今回はガーカガワ映像担当の瀬戸くんも朝から張り切っています。
昨日のカメラテストではTシャツもノリも「CHILL OUT」だったのですが、在京キー局各社やNHKに配信する映像を撮影するという事で本番の今日は気合が入っています。
無駄にネックレスをぶら下げてビジュアルを意識している事からも昨日とは違う瀬戸くんを表現しているようです。
ちなみに僕は勝手にディレクターのつもりで参加していますが、早くも使えない50代の窓際管理職のようになっています…
現場の慌ただしさとは対照的に窓際管理職は超ヒマなので、本番前で緊張しているスタッフの皆さんを励まして回りました。
新屋島水族館の広報担当でイケメン三浦さん。
今日はnewmeのアテンドをやります。
そして、newmeのセッティングやテストを油断なく行っているのが、avatarin社から高倉さん。
技術屋さん独特のデキる人オーラを出しつつTシャツはマナやんという、ちょっぴりお茶目な感じが素敵です。
なんか今日は「みんなでピースしてみようぜベイビー」な気持ちになったので飼育員さんも(笑)
アザラシはちょっと惜しかった…
カワウソはもはや爪楊枝持ってしーしーしてる食堂のオッサンみたいになってるし…
ここでやめるとベイビーな気持ちがすっきりしないので、他の取材を受けている最中の世直し侍さんに目配せして締めていただきました。
尚、この後やたらと張り切っていた事をついでにご報告しておきます。
世直し侍の残骸…
なんかおもろいので、そのうち新屋島水族館の皆さん全員に急にネタフリしてピースしてもらうという企画もやろうと思います。(単なる思い付き)
と、実はマナティーのヤンキーという設定のマナやんとヤンキーな写真を撮ったり、突然マナやんがライターさんに壁ドンしたりとか色気づいているうちに記者会見の本番がやって来ました。
と言っても…
こちらからは東京の記者会見の様子は皆目見当が付きませんので割愛し、その後のデモ撮りまで時計の針を進めます。
東京のavatarin社の美人さんこんにちは。とりあえずピースしましょう!
東京の記者会見会場に接続されたPCから遠隔操作でnewmeがスルスルと動きだし、広報の三浦さんが水族館の生物をひとつひとつ解説しながらアテンドしていきます。
横で見ていると、newme本体の動きは思ったより滑らか。カメラが内蔵されたタブレットの部分も上下に動くのでおおよそストレスなくどこでも見る事ができそうです。
なんか勝手に(東京から操作していますが…)動く姿を見ているとなんだかかわいい(笑)
ただ、ここまでスムーズに操縦するには慣れも必要なのかなと思いましたが、アバタートライアルキャンペーンのホームページを見ると、「newmeトレーニングセンター」というコーナーできちんと操作方法などが学習できるので安心。
ちなみにnewme本体もセーフティに作られていて、子どもなどが突然飛び出してきても、センサーが反応してちゃんと停止するそうです。僕も試しに飛び出してみましたが、服に触れるか触れないかのドキドキする距離でスッと停止しました。すご!
夏休み期間限定アバタートライアルキャンペーンは7月16日から。マナやんがアテンドしてくれるメニューもあるみたい。
さて、全国の新屋島水族館とマナやんのファンの皆さまお待たせしました。ここからは、実際にこのnewmeを無料で体験できる「夏休み期間限定アバタートライアルキャンペーン」の告知です。
自宅のパソコン(今後スマホも対応予定との事ですが、本キャンペーンはPCのみ)からコミニュケーションを取りながら、あたかもその場にいるかのような体験ができるnewme。そのキャンペーンの概要は以下の通りです。
◆体験施設:新屋島水族館、円形劇場(鳥取県倉吉市)、渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館(埼玉県深谷市)、箱根ガラスの森美術館(神奈川県箱根町)
◆体験料:無料
◆利用条件:利用環境を事前に確認し、準備いただける方。体験後にアンケートにご協力いただける方。
パソコン等の必要な環境の確認やキャンペーンの申込方法等、詳細についてはキャンペーンページをご覧ください。
⇒ 夏休み期間限定アバタートライアルキャンペーン公式ページ
ざっと拝見しましたが、マナやんとお散歩デートできるプログラムもあるみたいですよ。
おしまい。
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施設名 | 新屋島水族館 |
所在地 | 高松市屋島東町1785-1 ※屋島山上 |
電話番号 | 087-841-2678 |
営業時間・入場料 | 9:00~17:00(最終入館16:30) ・大人1,500円 ・小中学生700円 ・3歳~未就学児500円 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 屋島山上有料駐車場(1回300円)利用 |